Tag Archives: 参加デザイン

COMICHI 石巻

2015年度 日本都市計画学会 計画設計賞 受賞 住まいの環境デザイン・アワード2016 奨励賞 受賞 3.11により被災した石巻中心市街地の横丁沿いにおいて、4名の権利者によるコンパクトな共同化プロジェクト。 1階にIターン・Uターン、被災商店主向けの店舗、2・3階に従前居住者用住居やシェアハウスを内包した複合建築物としている。 最上階を木造とし、それ以外を鉄骨造とすることで、建物重量を軽くしな…

隅田川畔 路地の家

・密集地、路地奥での新築戸建て住宅。 ・密集地の路地奥、建坪9坪の狭小宅地で、明るく開放的な環境を確保するため、唯一の隙間に向けて2階部分にインナーバルコニーを持つリビングを配置。 ・内外装・造作はガルバリウム波板・シナ合板・ローラー漆喰など、シンプルかつローコストな設えを施した。 ・木造3階建て耐火構造、耐震等級3を確保し、災害リスクに備える暮らしの場となった。 ・壁の左官仕上げ・床等の塗装は建…

気仙沼の災害公営住宅。SMDW津久井誠人阿部俊彦設計

八日町236

宮城県気仙沼市 災害公営住宅・集会所・店舗 RC造 4階 2016年竣工 都市住宅学会会長賞、グッドデザイン賞 気仙沼市の中心市街地の内湾地区では、まとまった公有地が無かったことから、仮設住宅に住む被災者が戻るための災害公営住宅の計画地が見つからない状況であった。 そこで、市民の協働による組合やまち会社が地権者の土地を集約し、住民主体の復興住宅プロジェクトを進めることになり、その第1号として八日町…

気仙沼内湾 魚町地区 共同再建プロジェクト

3.11にて被災した宮城県気仙沼内湾地区の4つの先行再建プロジェクトの1つ。 共同化により、1階に3者の店舗再建、2階以上は買取災害公営住宅となる。 個別の店舗再建3棟、文化財復旧店舗1棟、共同化建築1棟を合わせた、街区再建プロジェクト。 アルセッド建築研究所との協働。弊社は事業計画作成を担当。…

ほんまちの家

昭和13年築で空き家となっていた町家をリノベーションし、まちなかのサロンを兼ねたゲストハウスとした。 母屋・中庭・戸前・蔵という伝統的な平面構成を活かし、風が通り抜け、木のぬくもりを感じられる心地よい空間とした。 元は和室2間であった玄関横を1室の板張りとして、流しを新設し、各種催しに対応できるスペースとした。 元の土壁づくりの粘り強い耐震性能を活かすため、木製開口フレームや格子壁等の靭性の高い補…